Aモデルから発売されていますドイツ軍艦上戦闘機、メッサーシュミットBf109 T-1型を作っていきます。
前回は塗装とマーキングを終えた。
今回は部分塗装やウェザリングを簡単に行って、完成させてしまおう。
塗装からはいつも通りだね。
このキットが難しいのは組み立てですからね。
塗装以降は他のキットとあまり変わらない感じです。
寧ろ単純なスプリッター迷彩だから、塗装は簡単に感じたかな。
とりあえず、作戦再開といこう。
部分塗装を行う
まずは筆による細かい塗り分けを行うんだけど……
筆者がここで尾輪を紛失していたことが発覚したんだ。
ファインモールドのG-6型で余剰になっていた尾輪を装備させることに。
どうやら武装強化によって重量が増したため、G-4型から主脚や尾輪が強化されて大型化されたようだね。
ファインモールド製品のG-6型には金型流用の都合で、旧式の尾輪が付いてくるんだ。
筆で細部を塗り分けでみるとこんな感じに。
主翼の後部や着艦フックの先端を赤く塗るのがポイントですな。
スミ入れ作業を行う
続いてスミ入れ。
単純にタミヤエナメルのスミ入れ用ブラックを使っているよ。
単純ですな。
このキット、機首周辺の細かいモールドは浅いですが、胴体後部など、主要部分のモールドは深めです。
そのためスミ入れでより強調された感じに。
主脚の黒い部分は逆にグレーをスミ入れ。
黒地部分をグレーで強調している。
銀剥げ表現
続いてタミヤエナメルのクロームシルバーで銀剥げ表現。
いつもよりも粗い出来になってしまったので、筆者は今回これを強調。
粗を誤魔化す目的だ。
ドイツ機ってあんまり塗装剥げしているイメージないよね。
錆とススで排気管汚れ
続いて排気管汚れ。
クレオスのウェザリングカラーで錆を。
タミヤウェザリングマスターBセットでスス汚れ。
この辺りは過去記事も参照に……。
つや消しをして完成させる
最後につや消し。
いつも通り、タミヤアクリルのフラットクリヤーをエアブラシで吹き付けています。
最後に風防のマスキングを剥がして、窓枠を一部修正。
これで完成だね。
以下、ギャラリーとなります。
Aモデル メッサーシュミットBf109T-1型 完成!
作ってみた感想
筆者曰く
「今まで作ったBf109のなかで一番作りにくかった」
とのこと。
バリが多めでそのまま組もうとすると隙間が多くできます。
逆に開口部が埋まっている部分もあったり。
バリはまだ削れば問題ないですが、欠け部分の穴埋めなんかは少し手間ですな。
Aモデルは組むのに苦労するキットが多いメーカーであるとは聞いていたけど……
残念ながらすんなり組めるキットではないね。
細かい部品ではバリだけでなく、金型のズレで段差が出来た部品もあったり。
筆者もプロペラ軸やアンテナ線支柱なんかは新造している。
比較的シンプルな形のBf109でこれだから、他の機体だとどうなるのやら……。
ただ希少価値の高いBf109T-1型のキットと言えます。
メジャーなメーカーからはほとんど発売されていませんので……。
筆者もその点でこのキットを購入したんだ。
精度は悪いけど艦載機用装備もしっかり付いてくるし。
慌てずにじっくり取り組んで作るキットといえるかな。
筆者もなんか自信がついたっぽいね。
筆者の在庫には精度の悪そうなキットやパーツ数の多いキットがまだまだ存在する。
このキットの経験を踏まえて、控えのキットも完成させたいところだね。
今回はここまで。
次回はまた別のキットを紹介することになるだろう。
次回も、お楽しみに~。